・空調が水冷の場合、節水のための仮設トイレ
新潟県中越地震で、ある地方銀行が被災しました。免震構造のコンピュータセンターだったため、地震の揺れによる直接の被害はなかったようなのですが、ライフラインの断絶による水道の供給停止で、節水を余儀なくされたようです。
「25トンの貯水タンクから、マシンルームの空調器用とトイレ用の水を取っている。空調器の水の消費量は1日1トンだが、トイレは1日15トン必要。普通に利用していると、1日半でマシンルームの空調器が使えなくなる」(2005年2月号 日経システム構築「ディザスタリカバリ 復旧現場が教えてくれた本当に役立つバックアップ」からの引用)
空調器が使えなくなるとマシンを稼動できなくなってしまうことになりかねません。そこでこの銀行では仮設トイレを設置して節水に努め、4日目に水道が復旧し、事なきを得たようです。
なかなか仮設トイレまで設置している企業は多くないと思いますが、水冷の空調を使用しているコンピュータセンターには必須の災害対策なのかもしれません。もちろん、従業員に対しては飲み水を1人あたり数リットル用意しておくことも必要になります。ライフラインが復旧するまでの間、水の手当てについては、万全を期すべきだと感じました。
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