・サーバ類の床止め(長周期地震動にも対応)
・ラックの耐震工事もしくは免震床の利用
高層ビルなどでサーバを運用されている場合、長周期地震動の対策も考えないとなりません。長周期地震動とは、遠隔地で発生した巨大地震は震度を徐々に弱めつつ広範囲へ広がっていきますが、震度が小さい地域においても、高層ビルや超大橋、石油貯蔵タンク等の高層施設がその地震の持つ周期に共鳴して、大きな揺れになるというものです。その揺れ方としては、もちろん規模・条件にもよりますが、約1m幅の左右への揺れが数分続くものと想像してください。影響を受けやすい高層ビルにおいては建物の損壊の可能性もありますし、コンピュータールームのサーバ類が転倒する恐れがあります。
この地震の恐ろしいところは、距離がある程度離れていても影響を受けることがある、ということです。新潟県中越地震で、六本木ヒルズ森タワーのエレベータ6基が損傷し、うち1基は8本ある主ロープの1本(直径約1センチ)が切れていました。震源からは約200km離れており、東京は震度3でした。普通、震度3程度でここまで被害を受けることは考えられません。地震を感知して作動するエレベータの停止装置が、長周期地震動の揺れに反応せず運転を続けたことが原因だと考えられております。
サーバ類やラックについては、床に固定することが必須となります。もちろん、サーバ類以外にも動くと危険なものについては床に固定することが必要となるでしょう。
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