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本日は、磁気テープのバックアップ方法について簡単に記載します。
まず、バックアップウィンドウがきちんと確保されていることが必要です。バックアップウィンドウとは、「バックアップを行うことが出来る時刻、時間」を意味します。余裕をもって日々のバックアップを取得したいところですが、なかなかそうはいかないと思います。そのような時には、以下のような解決策がお勧めです。
・ テープドライブを高速なものにする。
・ ミラーリングのディスクを切り離してバックアップする。
・ テープドライブを複数にする。
バックアップウィンドウがどのくらい確保されているかによって、バックアップの取得方法も変わってくると思います。
以下に代表的な3種類を記載します。
1.フルバックアップ
・・指定されたディレクトリ、ファイル全てを一括にバックアップすること。
(長所)リストアが簡単
(短所)バックアップに時間がかかる
2.インクリメンタルバックアップ(増分バックアップ)
・・直前に行われたバックアップ以降に追加、変更があったファイルのみをバックアップすること。
(長所)日々のバックアップデータ量が最小化される
(短所)リストア時に何本ものテープを読み込まなくてはならず、復旧作業が複雑になり、復旧に多くの時間がかかる
3.ディファレンシャルバックアップ(差分バックアップ)
・・フルバックアップを取得した後に追加、変更された全てのファイルをバックアップすること。
(長所)リストアにかかる作業が簡潔でリストア時間も短い
(短所)増分バックアップに比べると、日々のバックアップ量が多くなる
最もお勧めな方法は3番目の差分バックアップです。例えば、週末にフルバックアップを取得し、月曜日から木曜日はそこからの差分を取得する、というように使います。この場合、どこかのタイミングで障害が発生しても、フルバックアップのテープとそこから障害の前日までの差分バックアップのテープのみで復旧が可能となります。バックアップをする目的は、障害があった場合に復旧するためですので、このように復旧を念頭に置いたバックアップが重要になります。
バックアップウィンドウが確保出来るのなら、差分バックアップが一番合理的だと言えるでしょう。
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