0.本テキストの位置づけについて
1.BCの考え方
2.BCのニーズ、動向
3.BCの要素、ポイント
4.事例
5.今後の予定
6.BCAOとしての主張
昨日は、「2.BCのニーズ、動向」のうち、日本でBCのニーズが高まっている理由や背景として、国際標準化の動きについてまで記載しました。
事業継続推進機構基礎勉強会について(1)
そのほか、2項において、以下のことが記載されております。
・日本の動向
・国内で発表されているガイドライン
・海外の標準化動向
・日本でのBCを考える上で必要な項目
おもしろかったのが、海外の標準化動向において、米国ではANSI(米国規格協会)とNFPA(米国防火協会)がANSI/NFPA1600という標準規格を策定しておりますが、BC推進団体としてはDRIIが表に出ているということです。NFPAは消防なので、災害時の初動対応が中心のようであり事業継続の考え方からは少し離れていることから、両者ともにお互いの活動についてあまり関わっていないようです。なんとなく日本的な縦割りを感じてしまいました。
「3.BCの要素、ポイント」において、BCのPDCAサイクルの要素が記載されております。おおまかには以下の通りです。
<Plan>
1.方針
2.計画
(1)リスク分析・ビジネス影響度分析
(2)事業継続戦略、計画の具体化
(3)組織体制、緊急対応、リスクコミュニケーション
<Do>
3.実施および運用
4.教育、訓練の実施
<Check>
5.点検および是正措置
<Act>
6.経営陣による見直し
これらは、「政府の事業継続に関するガイドライン、ISO規格への日本原案、海外NPO法人のガイドラインを踏まえています。」とのことです。事業継続のPDCAサイクルが、まさに企業のBCP策定、運用、見直しの根幹となってくるものと思います。詳しくは、以下の資料を参考にして下さい。
事業継続ガイドライン 第一版 (内閣府)
緊急事態対応(事業継続計画)に関する日本提案の標準(規格)の骨子案 (日本規格協会)
そして、BCのPDCAサイクルを示した後に、BCの社会的、対外的、社内的なメリットを挙げ、BCを推進していくにあたって重要な事項、BCの継続的改善を行っていくにあたって必要な事項が記載されております。
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